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建設一般対策その8 [技術士(建設部門)]

過去問題を予定していましたが、タイムリーに集中豪雨が話題となっていますので、
今日はこれについて問題を想定して考えてみようと思います。

[想定問題]
近年、集中豪雨による水害が顕著となっている。
財政状況の厳しいなか、今後の社会資本整備のあり方について課題と解決策を挙げ、
あなたの考えを述べよ。

1.はじめに
まず近年の集中豪雨による水害として、
・平成20年7月都賀川
・平成20年8月雑司ヶ谷
・平成21年8月兵庫県佐用町
あたりが記憶に新しいです。
この辺を挙げて、ちゃんとアンテナを張っていることをアピールします。

もともと、
・我が国の国土は3/4が山地であり、降雨は短時間で河川に流出し河道は急峻である。
ということがありますので、被害が出やすいといえます。

そして今後の傾向として、
・今後、地球温暖化の進展に伴って熱帯低気圧の強度が高まるので、
 集中豪雨による被害が増加するおそれがある。
ということも書いておきます。

というように不安をあおっておいて、財政状況について
・一方で財政状況は厳しく、社会資本を整備するための建設投資は、
 平成14年度から対前年度比△3%で推移している。
ということも書いておきます。


2.課題
まず集中豪雨による水害を防ぐにはどうすればいいか考えます。
河道をひろ~くしたり、堤防を強化したり、遊水地を作ったりなどです。
でも現実は十分にそうできてはいなくて、水害が発生してしまいます。
なぜか?
①土地がない。
②お金がない。
からです。これが課題です。


3.解決策
課題として挙げたものに対して、どうすればいいかを考えます。

①土地があまりなくてもできる
・地下に大型の貯留施設
・各家庭に貯留枡・浸透枡
・舗装を透水性舗装に変更

②お金があまりなくてもできる
・河道整備などのどうしてもお金がかかるものは選択と集中
・ハザードマップの整備
・インターネットなどを利用した情報提供
・警報など緊急時の連絡体制


4.おわりに
ここで「あなたの考え」を述べます。今後の展望などがあればそれも書きます。
財政状況が厳しいので、社会資本整備のみによって完全に災害を防ぐことは難しい。
よって、防災という観点だけでなく、減災という観点が必要である。
各人が「自分の身は自分で守る」という意識のもと、適切に情報収集したり、
水防訓練に参加するなど、日ごろから危機意識をもって備えることが重要である。
以上

私ならば、骨子はこのような感じでいこうと思います。うーん、及第点くれませんか?(^-^;
あとは所々肉付けして、1,800文字くらいの論文の形にします。
次回こそは過去問題をみていこうと思います。

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